三国志好きの聖地 英雄が合祀された『成都武侯祠博物館』

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目が覚めるとVivianがいなかった。

家に戻って日本行きのビザを取得するお金が必要だったようだ。

一緒に、過ごすために。

寝ぼけながらゴロゴロしていると、家主が部屋に服を取りに帰ってきた。

部屋は綺麗に使っていたので安心していると、Vivianがお弁当を持って実家から帰ってきた。

食後、Vivianは眠そうにしていたけど一緒に成都武侯祠博物館へ。

今日は久しぶりに観光を再開する。

成都武侯祠博物館

まずはエントランスへ。

三国聖地。祀られている人物たちを考えたら間違いない。

エントランスで入場料を払って中へ。

中はとても静かで庭園のようにきちんと管理されていた。

観光客もあまりおらず。

といって現地の人が多いわけでもなく。

随所に見られる、三国志で見たことある漢字。

三国、魏・蜀・呉の覇権を争った人物達の日本人でも知っている中国の英雄たちの名前。

ほとんどの日本男子は三國無双で得た知識だろうけれども。

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関羽

まず出てきたのは関羽。

劉備玄徳に仕えた忠義の人。

劉備玄徳

次いで蜀を建国した劉備玄徳。

ここ成都武侯祠に合祀されている。

諸葛亮

そして出てくる智略の人物。

天才軍師とも言われる彼の像。

古柏森森

落ち着いた雰囲気の庭園をゆったり歩いてまわる。

桃園の誓い

義重桃園。

義理や誓いを重んじるのはどの世、どの地、どの人でどのようなきっかけであれ尊ばれるのは万国共通であるようだ。

三義廟

勢揃いする桃園で誓いを立てた英雄たち。

【劉備】

【関羽】

【張飛】

Vivianにとっても、どこか特別な人たちであるようだ。

彼女が英雄たちに何を願っていたのかは知るよしもないのだが。

桃園

紅壁挟道

どこか京都にある竹林の道を想起させるような。

竹に親しみを感じるのは日中共通なのだろうか。

銅像や石碑があり、静寂な雰囲気で街中の喧騒が嘘みたいに静かだ。

博物館を出て、外で麻婆豆腐のレストランで食事をして帰宅。

何気なく入ったレストランなのに、麻婆豆腐が日本とはケタ違いの美味しさだった。

地の物は現地で食べるに限る。