世界一周旅行を経験して、ぜひオススメしたいお酒5選と日本未入荷のお酒。
日本に入ってきているお酒でも、現地の風土を感じながら味わうのが一番だと思う。
後述する未入荷のお酒も、海外旅行を楽しむためのひとつとして参考にしてもらえれば。
1.ペルーのお酒
マチュピチュを訪れるために首都リマに降り立った。
ペルーは日差しが強い。
そんな中、キンキンに冷えたこの『ピスコサワー』は最高だった。
白ブドウがスッキリ甘くて暑い日に最高に美味しい。
この後見に行ったマチュピチュも最高だった!
Salud!(サルー)
2.バケツのお酒
2杯目は目を見張ったこの1杯。
バケツにドボドボ注ぎこまれたお酒は気分を最高にアゲてくれる。
中身は主にカクテルだがウイスキーでも好きなものを注文すれば注いでくれる。
離島のビーチで潮風を感じながら、可愛い女の子とシェアして飲めばもう最高である。
この酒を飲みクラブ音楽が流れる夜のサンドバーで踊り狂う至福。
ファイアーショーを見ながらノンビリ過ごすもよし。
稀に男の子好きな大柄男性に声かけられることもあるが、お試しあれ。
チョンゲーオ!
3.キリストの血という名のお酒
3杯目は世界中で飲まれているキリストの血『ワイン』。
もちろん入手もしやすいし、世界各地の風土で育てられた大地の恵みを味わうことができる。
なぜオススメかというと、ワイン1本持っているとどこでも友達ができるから。
変わり種で飲む赤ワインとジンジャーエールのカクテル『キティー』。
イタリアで飲んだスパークリングワインの『プロセッコ』
どちらも現地の料理や風土と合って美味しかった。
Cheers!
4.フランスのどぶろく
4杯目にはフランスのお酒『パスティス』といきましょう。
これはフランス人のグレッグに教えてもらったフランスのどぶろくのような、リキュールの一種らしい。
ハーブの風味が強いお酒で、お酒好きならわかると思いますがゴッホなど著名人を虜にしたアブサンというお酒が禁じられて製法を改良して作られたお酒です。
今では一部の日本のBarでも取り扱っているけれど、やはり現地で味わってもらいたい。
夕暮れ時のテラス席で道行く人々を眺めながらのんびりと味わうパスティスは格別だから。
Santé!
5.金色の…
最後はこのお酒しかないでしょう。
どんなに汚れたお店から最上級のお店まで世界中で取り扱っていて、どんな場面でも美味しく飲むことができる金色のお酒『ビール』。
中東の禁酒国でも飲みたすぎてお酒を探して彷徨った時間。
男4人から1杯ずつ奢ってもらって全部飲み干し、「じゃ、俺らにお返しな!」って笑われた夜。
世界一周中に何杯飲んだだろう。
世界中には何百、何千という種類のビールが存在している。
自身が味わうことができたビールなんて、ほんのその一部でしかないのかもしれない。
その日、その時間、その場所、誰と、どういうシチュエーションでビールを飲んだかで旅の思い出はより一層忘れられないものになる。
個人的に世界で一番美味しいと感じたビールはハンガリーのビールだった。
名は『SOPRONI』、まだ日本には入ってきていない。
ハンガリーで温泉に入った後のSOPRONIは最高である。
乾杯!
6.まとめ
数えきれないぐらい世界一周中にお酒を飲みました。
感じたのは、どこの国でもお酒には文化があるということ。
酒好きに悪い人はいないし、最短で現地の人と仲良くなるための方法でもあった。
(飲みすぎて自分を見失っている人は除きますよ、もちろん。)
飲みながら教えてもらった情報、美味しいご飯屋さん、聞かせてくれたローカル話、観光地はあげるとキリがない。
一人旅をしている身にとって、話し相手にもなってくれて気がほぐれる時間だった。
その空間・土地に同化できる時間が好きだった。
ぜひ、皆も旅先で良い夜を!
沢木耕太郎のユーラシア大陸横断に出てきたサグレスにて。