アブシンベル神殿を後にし、イシス神殿へ向かう。
ハヤブサの頭をしたホルス神が生まれた地とされ、その母の女神イシスを奉る神殿。
フィラエ島の行き方
イシス神殿はフィラエ島という島に位置しており、向かうためには船に乗らないといけない。
幸いなことに、何名かの日本人がいて乗り合いすることができた。
ナイル川沿いの建物を眺めながら、のんびりと島までのクルージング。
道中では同乗している日本人たちから、Vivianとどういう知り合いか聞かれた。
出会いの経緯を説明する。(参照:エジプト考古学博物館、ツタンカーメン王の黄金のマスク、コシャリ)
どうやってコミュニケーション取っているやら、お互いの旅のことなどを話しながら時間を過ごした。
彼ら、彼女らは私が辿ったルートとは逆で、西まわりのルートからだった。
話に花を咲かせていると島へ到着した。
イシス神殿
船着き場から神殿へ上っていく。
イシス神殿の列柱廊が迎えてくれる。
ここでVivianがさっきの日本人たちとせっかくだし写真を撮ろうと。
彼女は写るのではなく、今回はその写真を撮りたいようだった。
いつも1人旅だったので、新鮮で楽しかった。
『壁画のポーズ』

ここから別れて各々で遺跡を見ていった。
第一塔門
壁画も綺麗に残っており、右側にイシス女神とホルス神の姿が。
第一塔門から見て、左手の回廊。

右手の回廊。

門をくぐり、第二塔門へ。
第二塔門

門の右側にホルス神、イシス神が描かれている。
中を通って本殿を目指す。
本殿
本殿までは列柱が続く。

列柱にも美しいレリーフが刻まれている。


本殿の中へ。
本殿には一面の壁画。
陽が入らない薄暗い部屋。
その分古の雰囲気を残したままの佇まいと空気。
こういう遠いところに来るたび、やはりテレビの前ではなくて直接自分で見て、聞いて、肌で感じたいと思う。
外へ出る。
トラヤヌス帝のキオスク
近くで見ると、これがめっちゃ大きい。
これは古代ローマ時代の遺跡になるようだが、それでも紀元前100年にこんなに巨大な建造物を作り、今も屋根・柱がしっかり残っているのが壮観だった。

イシス神殿から船着き場へ戻る。
帰りも船で。
アスワンのホテルに戻る。
涼しくなってから、スークに出かけて夜ごはんと買い物。
図らずも長い滞在になったエジプトの思い出になるような物を買いたいなと思っていた。
街中にはいくつもピラミッドを象ったような物やパピルスで書いた絵画が。
中でもきれいなピラミッドの形をした石があって昨日から目をつけていた。

訪問国全てで購入してきたピンズも購入。
明日、カイロに帰る。

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