世界一周とコロナ禍を経て、気づけばパパになっていた。
とはいえ家族ができても旅に出る生活は相変わらずだ。
でも妻と子と出掛けていくスタイルになってきた中で、どうしても必要になるものが出てくる。
今回は子を連れて出かけるのに今やなくてはならなくなったベビーカーについてだ。
ベビーカーを購入するにあたり色々調べて検討してみたが、結果として選んだjoieのlitetraxが大正解!
特にトラベルシステムが色々な場面で活用ができ便利すぎて、お出かけ好きな夫婦にはもちろんこれからベビーカーを購入しようという方には是非ともオススメしたい。
ただ、これだけ便利で使い勝手が良いシステムにも関わらず、トラベルシステムがどうやって使うのか等自分が知りたかった部分はあまりインターネット上で検索してみても出てこなかった部分も多かった。
これからベビーカーを揃えていく人や検討中の方にも参考になればと思い、新生児からトラベルシステムを使い倒してみたメリット・デメリットをお伝えしていきます!
トラベルシステムを選んだ理由
ベビーが出来たタイミングで考えないといけないことは色々出てくるが、父としてまず考えておきたかったのが我が子が退院してから家までの帰宅方法だった。
妻が子を抱いてタクシーで帰ってくるのか、車に乗せて帰ってくるのか。
車に乗せて帰ってくるにはチャイルドシートが必要なのか、、、等々嫌というほど考えないといけないことが出てきていた。
退院してからは妻実家への里帰り。
飛行機で帰るのか新幹線で帰るのか車で帰るのか。
妻実家は飛行場からは3時間ほど車で走らないと着かないようなところにあるため、飛行機だけでも行けず新幹線だけでも行けず車だと何時間もかかる。
新生児の時からの移動となると心配が尽きなかった。
そんな時に見つけたのがこのjoieのトラベルシステムだった。
『トラベルシステムでおでかけを快適に。』
ベビーカーに乗せたお子さまを起こさずにお車↔︎ベビーカー↔︎室内へ移動。
赤ちゃんはベビーシートに乗せたまま、ベビーシートを車やベビーカーに乗せ替えすることができるというものだ。
子供と共に出かけたい自分としては、少しでも負担は減らしておきたいところ。
他社も比較してみた中で、値段も手頃で使い勝手が良さそうという点に惹かれた。
今回はトラベルシステムを使いたいというのがメインだったため、katojiさんの販売しているトラベルシステムが活用できるセットで購入をしてみることにした。
バラバラと単品で買うより、対応商品をセットにしてくれているこのセット購入が間違いがなくておすすめです。
梱包
ということで、ドーンとやってきたのはトラベルシステムの3点セット。
ベビーカーの『litetrax』。
チャイルドシートに使う土台になる『i-Base』。
そしてベビーシートの『i-Snug 2』だ。
結構な大きさがあるので受け取り時に妊婦の奥さんだけとかだとちょっと大変かも。
ベビーカー『litetrax』の特徴
某赤ちゃん◯◯のお店に行ってみるとたくさんのベビーカーが置いてあるが、ほとんどが四輪だ。
対して今回おすすめするこの『litetrax』は三輪(正確には前輪2輪なので4輪ではある)。
もうこれだけでスタイリッシュ。
某赤ちゃん◯◯のお店では値段が高くで儲かる日本製のベビーカーマウントが取れるベビーカーしか置いてないのか、このlitetraxは実店舗で置いてあるところはほとんど見なかった。(某小児おもちゃのお店には置いているそう。)
トラベルシステムを使っているメーカーはjoieというイギリスのメーカーで、元々007やイギリス好きということもありjoieを選択するに至った。
その他litetraxは以下のような特徴を備えている。
・片手で簡単折り畳み可能(←いや、片手は無理。。。)
・生後1ヶ月から15kgまで(←ライトトラックス単体時)
・トラベルシステムとして使用可能
・流線型でスポーティなデザイン
・眠った赤ちゃんを起こさずに片手でスムーズにリクライニング可能
・無段階リクライニング調整
・折り畳むと超コンパクト&省スペース(いや、結構でかい)
・自動折り畳みロック機能付き
・大きなホロで直射日光やホコリにも安心
・大容量&出し入れしやすい収納かご
・4輪全てにサスペンション機能付き
・前輪ロック機能付き
・安心・安全のフロントガード付き
・足置き付き
・柔らか素材の5点シートベルトは、3段階の高さ調整が可能
らしい。
ツッコミ入れたいところもある(というかツッコんでしまった)が、半分ぐらいは確かにといったところ。
ベビーシート『i-Snug』
こちらがトラベルシステムの要になるベビーシート『i-Snug』。
このベビーシートがあるからこそ、ベビーカーに乗せた子供を起こさずに車↔︎ベビーカー↔︎室内へ移動が叶うというもの。
早速開封していこう。
チャイルドシートとして使用する時にはこのベビーシートがR129という規格に対応しているとのこと。
正面だけでなく側面からの衝突にも対応しているチャイルドシートになるとのこと。
自動車の衝撃でも安全性が確認されているのだから、ベビーカーに乗せるのも安心感が増す。
このカバー類は取り外しが可能なので、赤ちゃんがミルクの吐き戻しや噛み噛みしても洗濯できるのがありがたい。
i-Base
こちらは『i-Base』。
車にこのi-Baseを載せておけば、チャイルドシート利用時の土台として利用が可能になるという代物だ。
トラベルシステム(ベビーカー利用時)
早速ベビーカーモードにしてみた。
街中で見てきたベビーカーよりも幾分か大きい感じはある。
ベビーシートの大きさがそう感じさせるのかもしれない。
ただ、その分赤ちゃんがしっかりと守られている感じがある。
足周りのフレームの太さもしっかりしているので、ベビーシートを乗せても安定感がある。
前輪タイヤは小径なので、めちゃくちゃ小回りが効く。
後輪タイヤは大径なので、直進安定性がある。
ガタつきなどもなく、めちゃくちゃかっこいい。
女性が可愛いと感じるデザインというよりは、男性のギア好きなところをくすぐられるようなところがある。
トラベルシステム(ベビーシートとベビーカーの繋げ方)
自分が購入する前に一番知りたかったのがコレ!
どうやってベビーシートとベビーカーを連結させるの?ということ。
そしてそんなに簡単に着脱できるの?それはそれで大丈夫なのか?ということ。
これから購入を考えている人には、「めちゃくちゃ簡単だよ」ということを覚えておいてもらいたい。
こちらのベビーカーにベビーシートを連結していく。
やり方は簡単。
1.ベビーカーにベビーシートを乗せる。
2.ゴムバンドをベビーシートに引っ掛ける。
以上だ。
画像のフロントガードの上にベビーシートを乗せると、ベビーシート本体についているロックがフロントガードに引っかかるようになっている。
前はフロントガードに引っかかっているので、後ろを固定するのには両サイドに出ているゴムバンドをベビーシートの脇に引っ掛ける。
このフックを引っ掛けるだけなので、画像のようにベビーを乗せたままベビーシートごとベビーカーの上に乗せるだけ。
フックを引っ掛けて1分もあれば連結できる。
このベビーシートが新生児期の赤ちゃんの体にフィットするCカーブ形状だからかなのか、我が子はこのベビーカーで超爆睡する。
よっぽど寝心地が良いのだろうか。
本体重量&サイズ
トラベルシステム(ベビーカー利用時)に押してみたらサイズ感はこんな感じ。
結構大きく感じるかもしれないが、妻曰く押すのに重さはほとんど感じず取り回ししやすいので扱いやすいとのこと。
タイヤもしっかりしており押しやすいようだ。
ただ、やはりベビーカー本体で約10キロ、ベビーシートで3-4キロあるため持ち上げたりする際には重さを感じるようだ。
とはいえ出先で持ち上げるシーンなんて全くないので、重量は全く気にならないとのこと。
トラベルシステム(ベビーカー利用の雨天時)
こちらが雨天時にカバーをかけたところ。
カバーも追加で購入することなく同封してくれていた。
サイドに空気穴が開いているが、通気性はあまり良くないようで内部は少し曇りがち。
トラベルシステム(車利用時)
トラベルシステムならベビーシートをそのまま車に乗せることができる。
こちらもベビーカーに乗せるのと同様にベビーシート本体にフックがついているので、乗せるだけですぐに利用できる。
まずは車両にベースとなるi-Baseを装着。
我が家の愛車のプラドに設置してみる。
最近の車両はISO-FIX取付対応ができるようになっているので、対象車両であればバーをイスの座面と背もたれの間に差し込んでロックをかける。(画像のように赤→緑になるとロックされている)
土台のi-Baseがシートとロックされたらこのi-Baseの上にベビーシートを乗せる。
乗せる前はロックされていないので側面部分のロックをチェックするところが赤くなっている。
ロックされればここも赤→緑に変わるので一目瞭然だ。
トラベルシステム(ベビーシート利用時)
トラベルシステムではベビーシート単体で持ち歩くこともできるので、赤ちゃんを起こさずにそのまま移動することができる。
これが思っていた以上に活用機会が多くて便利。
こちらはお店で食事をする席に置かせてもらったところ。
ベビーカーは狭いので折り畳んで別で保管しておいてもらい、ベビーシートだけ一緒に席に持ってきた。
ベビーシートに委ねて食事中も全く起きる様子はなかった。
自宅に帰ってきても、片付けが終わるまではしばらくここでお休みしてもらっていることも多い。
これ以外にも友人宅にお邪魔する時や親族宅にお邪魔する時など、車↔︎家↔︎ベビーカーの行き来がベビーシートの持ち運びだけで済むのでめちゃくちゃ動きやすい。
しかも、このベビーシートは0ヶ月から利用出来る。
退院当日に病室で赤ちゃんを乗せ、そのままスムーズに車に乗せて退院することが出来た。
そのままチャイルドシートに利用できるようなシートなので、首が座っていない赤子を載せるのにも非常に安心な作りになっていて、ベビーシート単体でも安心して座らせておくことができる。
ベビーカーの折り畳み
こちらは参考までにベビーカーの折り畳み方法をお伝え。
ベビーカーは二つ折りに畳むことが出来るようになっており、我が家では玄関の隙間に挟んで保管されています。
二つに折りたたむ時は、ベビーカーの座面を剥がすと画像の「PUSH THEN PULL」の紐が出てくるので、
その下に隠れているボタンをPUSH(押す)しながら先程のPUSH THEN PULLの紐を引くと真ん中で折れるようになっているという仕組みだ。
二つ折りにしておけるので、車に積み込む際は二つ折りにしている。
メリット
以上が我が家でトラベルシステムを使い倒してきた感想である。
使ってみてぜひお伝えしたいのは、眠ったままの赤ちゃんをそのまま車や家やベビーカーにセットできるのはめちゃくちゃ便利だということ。
車やベビーカーの揺れにウトウトする赤ちゃんは多いが、そのまま眠ったまま起こさなくて済むのは非常にありがたい。
また、他社のこれらの似たシステムとなるとそれこそ倍の値段がかかるようなものもある中で非常に手頃な価格で入手できるところもありがたい。
デメリット
デメリットとしては、自分だけでなく妻にも聞いてみたところ使い勝手もよく思いのほか満足している様子だった。
女性目線から妻が強いて感じた部分で言うと、
・ベビーカー装着時のベビーシートの取り外しが少し硬い。
・ベビーカーのハンドルの高さ調整ができない。
この2点が挙げられるとのことだった。
おすすめのベビーカー用アクセサリ
ここからは我が家でベビーカーに装着しているアクセサリ類をご紹介していこう。
・お守り→ベビーカーの安全のため
・Air Tag→稀にベビーカーを預けておかないと行けない場面が出てきたりお互いがベビーカーで散歩に出た時に位置を把握しておくのに便利。
・ドリンクホルダー→2人分のドリンクをさしておけるので手をあけておけます。
・フック
まとめ
世界一周した旅好きが、トラベルシステムを使い倒してみました。
実際に使用してみて、車↔︎家↔︎ベビーカーを自由に行き来ができると行動範囲がめちゃくちゃ広がって負担も少なくなると言うこと。
もちろんこれ以外にもさまざまな便利アイテムも販売されていますが、お出かけ好きな我が家ではこのトラベルシステムの便利さがお出かけに欠かせません。
もし似たライフスタイルの方や赤ちゃんが生まれてからも一緒にたくさんお出かけしたいと考えている方は、ぜひ赤ちゃんとのお出かけが快適で楽しいものになるようにトラベルシステムを検討してみてはいかがでしょうか。