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ジッとしていられない性分をしている。
常にどこかに出かけたいと思っている。
世界一周だけでなく、帰ってきてからも国内各所を訪れて旅行を楽しむのは今も変わらない。
思えば自分の旅好きはランドクルーザープラドとともにある。
この時もプラドで寝泊まりしていた。
大好きなランドクルーザープラドがいかに旅の最高の相棒であるかを紹介したい。
自身初の相棒となった『ランドクルーザープラド 70系』
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元々車酔いをするタイプだった自分は、この車に出会ってドライブの楽しみを知った。
幼少期、父はスポーツタイプの車を手放しこのランドクルーザープラドが発売されるとすぐに購入をした。
それを自分が譲り受けた。
今見てもこの角ばったフォルムが最高にかっこいい『ランドクルーザープラド 70系』。
この70系は今でも根強い人気を誇るようで、再販された70系プラドは現在でもプレ値になっているとか。
免許を取ってすぐにこのデカい車を運転するのは不安もあったが、なによりこの車はタフでどこにでも行くことができた。
雪道でスリップして雪庇にぶつかっても全く凹むことなく。
フロントバンパーの硬さは前面衝突からも守ってくれる。
当時はナビもついておらず道路看板とプラドについている方位磁石を頼りに走ることもあったので、自然と運転の方向感覚や運転感覚が身に着いた。
免許取りたてでお金も無く下道を走ることが多かったため、どうしても車の中で過ごす時間は長くなった。
1か月車中泊をしたことも、下道で四国を横断したことも、夜景を見に夜な夜な山中をドライブしたことも。
2446ccのディーゼルエンジンは今考えると非力で、ウンウンうなりながら高速を走り坂道を上っていたが、そんなエンジン音もプラドが頑張って連れて行ってくれているような、ただただ鼓動が可愛くて仕方なかった。
一緒に旅する中で、自然と命を預けて自分を楽しませてくれる旅の相棒となった。
だがこのランドクルーザープラド 70系と過ごせる時間は限られていた。
ディーゼルエンジンの規制により、このランドクルーザープラドのエンジンは規制の対象となっていた。次の車検は通すことができない。
こうして次の車に買い替えることに。
圧倒的な快適走破性!『ランドクルーザープラド 120系』
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中古のミドルサイズSUV、新車の他社SUV、ミニバンなど色々検討した結果やはりランドクルーザープラドを購入することにした。自身のライフスタイルに1番合っていたからだ。
長年70系プラドに乗り続けていたおかげで、その間にプラドは90系から120系まで進化していた。
この120系で初めてのガソリン車だったが、70系のディーゼルエンジンよりも圧倒的に静かになっていてオンロード走行はすこぶる快適に。特に高速道路での安定性と静粛性は見違える程だった。
購入当初は70系プラドの角々のフォルムが恋しいとも思ったが、このボテッとしたバンパーからフェンダーまわりも愛嬌があって次第に120系プラドが可愛いと感じるように。
やはり乗りだすと愛着が湧くもので、車と人とが長い時間を過ごさないといけないものらしい。
このプラドになってから初めてETCがついた。
ETCからの音声なのだが、キーをまわすと音声が鳴る。
それがまるでプラドが喋っているようで、このプラドは女性だろうなと思っている。(←ヤバい人ではございません。)
120系プラドでは黒色塗装はリミテッドモデルのみで、欲しくて欲しくて仕方なかった車だ。
ランドクルーザープラドで灼熱のキャンプ
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夏はよくキャンプに出かける。海が見たくなるから。
そんな時にもプラドの積載量は抜群で、ちょっと積んだぐらいじゃものともせず。
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3列目のイスを上げているだけで余裕の積載量。
2列目も倒したらまだまだ載せられる。
荷物が載せられるからとミニバンを買うのもいいが、SUVだって案外載るのだ。
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夜出て明け方のまだ気温が上がりきる前にタープを張り、テントを設営する。
あとは海水浴をするも良し、釣りをするも良し。
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最高のオーシャンビューフロントで味わうモーニング。
塊肉をさばいて夕陽と波音とビールとBBQ。
どちらも最高で、これらの魅力も追い追い記事にしていきたい。
ランドクルーザープラドで冬の雪山を過ごす
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冬は雪が降るのが待ち遠しくて仕方がない。秋に旅行をしながら早くスノーボードに行きたいと考える。
キンッと冷えた空気、一面真っ白な景色。山頂から見る白銀の世界はまるで別世界のように感じる。
日本は最高の四季がある国だと思える。
でもこんなところにたどり着くまではしっかり準備をしたいところ。
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除雪されているとはいえ、路面はガッツリ凍結しておりただただ不安になる道中。
それでもランドクルーザープラドなら大丈夫と思える安心感。
120系プラドはフルタイム4WDになり、路面状況に応じて前後タイヤへのトルクを配分するトルセンLSDや空転を防止するアクティブTRCを搭載してさらに雪山に強くなった。
タイヤが1つ空転しても残りの3輪にパワーを伝達してトルクをかけてくれるためグリップ力が増し、雪面での安定感が圧倒的に増した。
BB弾のような雪が降ってまわりでスタックを起こす車を横目に、2nd発進もできるためタイヤが空転せず楽々車を出すことができる。
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(参照:世界遺産『白川郷』 奥美濃でスキー・スノーボードを楽しんで観光後に絶対食べたい『荘川そば 蕎麦正』 塩で頂く甘みと風味溢れる絶品そば)
ただ、悩みも無いわけではない。
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タイヤがデカい。265/65/R17。
デカいタイヤは高いのだ。スタッドレスタイヤは舗装路面を走れば走るほど摩耗していく。
どれだけ高機能な車であっても唯一接地しているタイヤが使いものにならなければ意味はない。
高くてもしっかりスタッドレスタイヤを購入・準備して冬支度をする。
しっかり準備していれば、過酷な状況でも安心して運転できる車であることは自分にとって何より重要だ。
時間を過ごすとともに70系から120系プラドへと自分の身体がシートに馴染んでいく。
もちろんそのサイズ感も、自分の両手足の長さと変わらないかのように把握することができるようになってどんどん一体化していく。
こうして旅を続けて120系プラドと過ごしてきた累計走行距離19万キロ。そろそろ買い替えるかと思って数件で売却の見積もりを取る。
この昨今のSUVブームにより思わぬ恩恵を受けることができた。
1オーナー車でリミテッドの黒、事故歴無し。100万を超える価格で売却をすることができたのである。
さらなる快適性と走破性を実現した現行『ランドクルーザープラド 150系』
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こうして『ランドクルーザープラド』は150系が自分にとっての最高の相棒として国内を連れまわしてくれている。
すでに150系プラドでもこれまで以上の走破性を見せてくれている。
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ホワイトアウトして眼前が全く見えない状況での雪山。
かすかに見える路面は積雪で真っ白なのがおわかりいただけるだろうか?
それでもわずか1回もタイヤを滑らせることなく走り続けたランドクルーザープラド。
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たどり着いた御宿の主人がビックリされたぐらい。
でもプラドで来たのを見て、ちゃんと冬山装備をしているのを見て安心してくれていた。
いや、でもさすがにこの時の豪雪はヤバかった。
150系プラドから側部や後方に衝突防止センサーが着いているのだけれども、運転中センサー異常のアラームがずっと鳴り続けていて。
なんとか御宿に到着して、プラドを降りて確認したら外装全てが凍結して表面に氷が張ってしまったためセンサーが距離を感知できずに鳴り続けていたようだ。
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翌朝まで降り続けた雪は、車を覆い尽くしていた。
もちろんゲレンデでは最高のパウダースノーだったことは言うまでもない。
ランドクルーザープラド まとめ
昨今のSUVブームで大小様々なSUVが各社から発売されている。
それでもこのサイズ感、快適な乗り心地と両立する走破性、積載量、外観デザイン、快適装備をこの水準で考えようと思ったらランドクルーザープラドしか無いのである。
これ以上大きくなってしまったら、日本の道路事情にはそぐわない。これ以上小さくなってしまえば5名乗車が定員になり積載量も減ってしまう。
ランクルの血筋「生きて帰ってこられる車」の遺伝子が脈々と受け継がれているこの走破性で、世界中行けないところはあるのだろうか?
現行の150系プラドは120系からさらに精悍さを増し鋭いデザインになったが、旅行先での夜遊びの相棒にも最高にカッコよすぎる。
行きたいと思うところに躊躇なく行くことができることが、どれだけの安心感か。
旅好きにとって、旅好きのために、唯一で最高の車。それがランドクルーザープラドだと思う。
こうして僕はまた、ランドクルーザープラドとともに旅に出る。