【宮崎】神話の聖地・八百万の神々が集った天岩戸神社の見どころ!天安河原の行き方

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天孫降臨神話の舞台として多くの神話が伝わる宮崎県

その中でも実在する場所として絶対に訪れてもらいたいのがこの『天岩戸神社』だ。

天岩戸神社の天安河原は神秘的な空気感が魅力のスピリチュアルスポットだ。

天安河原とは?

古事記・日本書紀に記される天岩戸神話。

皇室のご祖神であり日本国民の大御祖神とされている天照大御神(アマテラスオオミカミ)。

特別な神社として敬われているあの伊勢神宮に祀られているのも天照大御神(内宮)と天照大御神の衣食住をお守りする豊受大御神(外宮)だ。

天照大御神の弟神である素戔嗚尊(スサノオノミコト)はその荒々しい気性で大地を壊して作物の収穫を妨げ、神聖な神殿を汚してしまうなど乱暴の限りを尽くす。

その姿振る舞いに嘆き悲しんだ天照大御神は天岩戸の中にこもってしまい、世界は光を失いさまざまな災いがおこってしまった。

困った八百万の神々は、天照大御神に出てきてもらうための相談をした場所がこの天安河原と言われている。

芸能の祖神とされる天鈿女命(アメノウズメノミコト)に神学を舞ったことで神々の笑い声がこだまし、その笑い声に天照大御神が天岩戸をお開きになったところで天照大御神を外に出すことができ世界は光と秩序を取り戻したと言われている。

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天岩戸神社・天安河原への行き方

高千穂峡から天岩戸神社までは数キロほど。

入ることはできないが、天岩戸神社からは天照大御神がこもった天岩戸も対岸から見ることができる。(生い茂っているので山の斜面といった感じだが。)

【天岩戸神社】
住所:〒882-1621 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1
公式HP:https://amanoiwato-jinja.jp/

ここから天安河原までは徒歩で15分ほど下る。

ちょっとした登山道のような細さの道を、岩戸川沿いまでずーっと降りていく。

そこまで道幅が狭いわけではないが、けっこうな川の流れ。

木々にさえぎられているため日差しはそう強くなかったが、日中に歩くのは体力を消耗しそうだ。

人気の無い午前中や週末・お盆のハイシーズンを避けて訪問するとより神秘的な天安河原が見られるのでオススメだ。

この日は雨が降った後で、岩戸川はかなりの水量だった。

ゴウゴウと川音が響く。

あぜ道にも少し水がかかるぐらいのところまで下りてきたところで、ようやく天安河原に到着した。

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天安河原

天照大御神が岩戸に隠れた際に八百万の神がつどったと伝えられる大洞窟。

地の力というか、中に足を踏み入れると明らかに違う空気を感じるほど。

天安河原宮が洞窟内部に設置されている。

ふとその土台を見ると石積みをした形跡。

あたりを見渡すと、洞窟内部は石積みがそこかしこに。

独特の空気を感じたのは、ココが八百万の神々を初め数多の人々が念じた場所だったせいだろうか。

ここ天安河原は願い事が叶うという信仰があるそうだ。

八百万の神々が集った場所に、ぜひ訪れてみてほしい。