インドで下がらない高熱と止まらない下痢 Vivianのいる中国成都へ

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ほぼ24時間眠り続けた。朝2:00。検温すると38.3度。

ヨーロッパからの移動、時差、日本を出てからの移動疲れ、これまで何も無く過ごしてこれた中で溜まっていたもの全てが噴き出たようだった。

この状態では移動も観光もままならない。明日発でインドを出ることにした。

朝までに熱だけでも下げないと。

壁にもたれかかりながらホテルを出て水とオレンジジュースだけ買ってきた。どちらも1.5リットル。

日本から持参していたポカリ粉。絶対使うこと無いだろーと思っていたのに、備えあればなんとやら。

水のボトルに粉を入れて薬と胃に流し込んだ。

意識朦朧の中Vivianへ連絡を入れておく。

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次に目が覚めたのは12:00。まだしんどかった。

ホテルの受付で夜まで滞在できるか聞くと、無理だと。「1000ルピーなら良い。」

1泊500ルピーのホテルがなぜ夜までの滞在で1000ルピーになるんだよ、、、

熱に侵されている俺の脳みそがおかしいのか理解ができない。苦しかったが、Check outしてフロントでタクシーを呼んでもらった。

外に出た瞬間だった。

急にスッと何かがホテルを背にした背中から落ちていく感覚がした。

糸で引っ張られて憑き物が落ちたような。

そのままタクシーに乗り込むが、移動とともにしんどさは減ってきていた。

明らかに悪い感じはなくなり、高熱と脱水症状のしんどさが残っているだけのような。

この時に得た経験で気付いたのは、自分は窓が無い部屋がとても苦手なようだ。

密閉された空間に閉じ込められる。ホテルで寝るだけの生活をしているにも関わらずそれを身体が拒否しているようだ。

タクシーは全く問題無く早すぎるぐらいに空港に到着。

体力の回復を図る。costaコーヒーでタンドリーチキンサンドとコーヒーを注文。

スパイスもコーヒーも良くないんだろうけど、他に食欲を増してくれそうなものが無かった。

ゆっくり、ゆっくり、少しずつ飲み込むようにして食べていたら次第と動けるようになっていた。

売店でVivianの親と、部屋を貸してくださる友人へお土産を購入。

デリーの飛行場では6時間前からしか中に入れず、21:00にようやくCheck inできた。