
日中の観光もほどほどに、そろそろお酒が恋しくなる時間。
沖縄好きならぜひ味わってもらいたいのが古酒だ。
古酒とは!?
沖縄では大変よく飲まれている泡盛。
沖縄では甕やビンに保存して熟成させ、寝かせることで一層芳醇な泡盛が楽しまれている。
寝かせれば寝かすほど香りも甘くまろやかになる。
琉球泡盛では3年以上熟成させたものを古酒と呼んでいるが、ここ『うりずん』では10年以上の古酒を味わうことができる。

古酒と琉球料理うりずん
うりずんは創業四十余年。
沖縄が本土に復帰した1972年に出来たお店。
戦争で沖縄の酒造所と貴重な古酒が破壊されてからも、「オキナワの心を失ってはいけない」と本物の古酒を現代に伝えている名店。
早速中へ。

いかにもな店内。
ここ栄町の駅周辺は地元の飲み屋が多く、観光客だけでなく現地の方々も多いエリアだ。
ここうりずんでは定番の沖縄家庭料理、宮廷料理、創作料理がしっかり味わえる。
琉球料理

まずはジーマーミ豆腐を頂きながら、のんびり沖縄の夜を過ごす。
次々出てくる琉球料理。

おなじみゴーヤーチャンプルー。
ここのゴーヤーチャンプルーはオーソドックスな味。
もちろんお酒のツマミにもピッタリ。

揚げ物は島らっきょうの天婦羅を。
沖縄のらっきょうは、漬物のような、野菜のような。
香りがすごく強くて、泡盛との相性もバッチリ!

沖縄の海の幸も頂きたく沖縄ナマコの酢の物を。
箸休めに。

食べ応えのあるものが欲しくなり、足てぃびちを頼んだ。
沖縄の足てぃびち大好き。
骨がポロッと取れるぐらいに長時間トロトロに煮込まれていて、ゼラチン質の肉がたまらない。
この日は頼まなかったが、このお店発祥のドゥル天なんかもオススメ!
古酒
お酒は『うりずん特製古酒(12年)』を1合頼んだ。

アルコールの角が取れてすごくまろやかに。
泡盛の香り、甘さの上澄みを頂くように澄んだ味わいです。
まとめ

お店を出た時には外はもうすっかり暗くなっていた。
戦後に生まれた名店うりずん。
戦争で無くしたものを現代に残した方のおかげで味わえるモノがある。
その古酒の味わいと琉球料理で沖縄の楽しさがグッと増す。
戦争の話に少し切なくなるけれど、平和に酔っぱらえる幸せにいつまでも浸りたくなり何度も通いたくなるお店だ。
【琉球料理うりずん】 住所:那覇市安里388-5 営業時間:17:30-24:00 年中無休 公式HP:http://urizun.okinawa/index.html
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