ユーラシア大陸の最果てロカ岬観光|シントラ ムーア人の城跡 ペナ王宮

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ホステルで簡単な朝食を取り、ロシオ駅へ向かう。

ガードマンがいるけど、市役所かなにかかな?

駅に着き、カウンターで、ユーラシア大陸の最西端『シントラ・ロカ岬』へのチケットを買った。

電車はシントラが終点なので、ゆっくりと過ごせた。

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世界遺産の都市『シントラ』

世界遺産都市、シントラの駅へ。

駅前に、すぐにロカ岬へ向かう403番のバスが来たので、水を買って乗り込む。

石畳の上を走るバスはあまり乗り心地が良くなく、さらに細い道もガンガンぶっとばすので、かなり揺れる。。。

ユーラシア大陸最西端『ロカ岬』

40分強でロカ岬へ着いた。

車で来ている人もけっこういるようだ。

ロカ岬は断崖絶壁で、下に降りることができない。

風つえー

海きれー

潮風で頭ぼっさぼさ

ユーラシア大陸の最西端に来たと思うと、感慨深い。

そしてこの海を、地図のない時代に渡ることを考えた男たちがいたんだなと思うと、そのロマンに心が震える。

ここでは、最西端到達の証に、最西端到達証明書を作ってくれる。

しばし最西端証明書を作るか悩んだが、結局は作らなかった。

きっと、深夜特急みたいに陸路で来ていたら、旅のフィナーレになるんだろうけれど、東回りでアメリカ大陸からやってきた自分にはふさわしくない気がした。

そして、自分の旅のゴールはもっと別の、なにか違ったものなんだろうなと、この時旅の終わりのことを意識した。

いつまでこうしてブラブラしていられるんだろう。

時間、は、まだある。

お金?

体力?

それとも、なにかまた、別の終わりが。

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シントラで味わう絶品ランチ

ロカ岬から、再びシントラの街へ戻るバスに乗る。

バスで戻りしな町をボーッと眺めていると、店から美味しいものを出す雰囲気を感じた。

シントラ駅から店まで戻る。

シントラ駅前から階段をおりて、左手へ。

この店構えから・・・!?

これが大正解!

こういう美味しい匂いを感じ取った時の俺の嗅覚は、絶対に外さない。

中に入ると、おばちゃんがやっている地のお店だった。

もちろん、観光客皆無。

おばちゃんに、

「オススメで!」と言うと、一瞬考えて、地の物を出してくれた。

ソッパ(スープ)

野菜が超濃厚!

パンはギュムギュムの歯応え!

サラダ

地元のタラのクリームソース

ピラフ

魚プリップリ!

火の通し方完璧!

クリームソースうんま!!!!!

おばちゃんに、作ってくれたのどれ?とメニューを聞くも、手書き見えねぇよ。。

どれもすんばらしく美味しい。

なにより、久しぶりに魚を食べた気がした。

世界一周の中でも記憶に残るレストランである。

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『ムーア人の城跡』

昼食後はシントラを周遊。

ムーア人の城跡

ここからペナ王宮が見えたので、そのまま行ってみることに。

『ペナ王宮』

中をグルッとまわり、山から下りてきた。

シントラは修道院で作られたというチーズケーキ、『ケイジャーダ』が有名らしくこれまた近くの良さげなカフェ『Espaço Edla』を見つけて入ってみる。

これもうんまぁー!

もっちり、ネットリとしていて、チーズは微かに鼻に抜ける感じ。

シナモンが効いていて、これはかなり旨し!

土産に買っていけるなら持ち帰ってたな。。。

。。。ってか、ポルトガル、というよりシントラご飯美味しすぎ!ヽ(´∀`)/♪

大満足でシントラの滞在を終える。

世界遺産の街『シントラ』から戻って過ごすリスボンの夜

シントラからリスボンに戻り、ホステル近くのバーへ。

深夜特急にも出てきたビール『サグレス』で今日を振り返る。

店を替えて、白ワイン『ヴィーニョ・ヴェルデ』という白ワインを飲みながら、夜が更けるのを待った。

暗くなってから、リスボンの街と丘の上のお城の夜景を撮るつもりだった。

が、従業員さんやフィンランドから来た老夫婦と仲良くなってしまい、思ったよりも遅くなってしまった。

フィンランドから来たこのご夫婦は、旅行にカメラを持たない主義だったみたい。

でも、せっかくの出会いだからと、記念にパチリ。

すると、ダンナさん『これ、僕のGmailアドレス・・・』と。

そして、フィンランドに来ることがあったらぜひ声をかけてくれと。

日本のこと。

フィンランドのこと。

つたない英語だけれど、たくさん話した。

酒の上での楽しい会話。

国籍も関係ない。

出会えた気の合う人との至福の時間だった。

お二人とスタッフにありがとう、サヨナラを言い、23時。

店を出て、まず河沿いのモニュメントへ向かう。

その後、お城がある丘を登ったが、綺麗に撮影できるポイントが全く無い。

たまたま通りかかった現地在住日本人(♀1♂3)が車越しに話しかけてくれたが、やっぱりいい場所は無いとのこと。

いい1日だっただけに、未練。。。

お城の前まで行ってみるも、警備員のおっさんも愛想が悪い。

まぁ、12時過ぎに行く俺もどうかしているか。

ホテルまでの道中、またひとつ行きたかった場所に行けた嬉しさと、行き終わってしまった悲しさを感じながら人通りの無い暗がりの中で足を進めた。

シントラ行きチケット往復(電車+バス)12.5ユーロ

水 1ユーロ

ランチ 12ユーロ

城跡・王宮の入場料 16ユーロ

ケイジャーダとコーヒー 1.6ユーロ

レモン水 1.2ユーロ

タバコ 8ユーロ

ビール 1.5ユーロ

白ワイン 5ユーロ

水 1ユーロ