ベルニナ鉄道 サンモリッツからチューリッヒへ

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朝起きて見るホテルからのサンモリッツの景色。

昨日の移動疲れはしっかりしたホテルで快適に眠れたせいかほとんど残っていなかった。早起きできたのでホテル周辺を朝の散歩。

この日はVivianが機嫌を損ねて大変だった。

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朝食

このホテルは少し高かったこともあり朝食付きだったので、散歩から戻って朝食を取ることにした。ここまでは完璧に優雅な朝。

こんなに豊富に朝ごはんを食べられるのはいつぶりだろう。スイスのイメージ通りテーブルにはチーズが塊で好きなだけ食べられるようになっていた。この旅イチの朝食ではないだろうか。

パン、チーズ、ハム、サラミ。食後のヨーグルトと果物もとても美味しかった。朝からカマンベールチーズを食べすぎて苦しい。。。

食後、部屋に戻るとVivianの機嫌が悪い。もう意味がわからない。彼女いわく『俺が優しくない。気遣いが無い。私のことが~~。』被害妄想がすごい。

泣き出して止まらない。原因は朝の食事だった。朝はバイキングになっており、好きに取ることができた。

これが彼女のお皿。

そして、これが俺のお皿。

中でもViviはこれが食べてみたかったらしい。

いや、もうこの時は本当に意味がわからなかった。ひと口頂戴って言いなよ。食べたいなら取ってきたらいいやん。事後に言われたってどうしようもない。

彼女との価値観やいくら話してもずっとグズグズ言っていることに初めて一人旅に戻りたいっていう気持ちが出てきた。

自由になりたくて旅をしているのに、しんどすぎる。

そうこうしているうちに機嫌は直らないままホテルを出る時間が迫る。

Check outして湖の周りを歩いて駅へ戻る。一人で。

サンモリッツ

湖には小さな小魚たちがいっぱい。

こんな綺麗な街を、恐らくこの時この街で一番不快な思いで歩いていた。

駅に到着。時刻表を見ると、すぐにチューリッヒ行きがあった。

彼女は、まだ来ていない。どうしようか。もう放置して一人で出るか、彼女を待つか。

元々彼女とは旅の出会いで無理に一緒にいる必要は彼女にも俺にもない。不快な思いをしてまで付き合い続ける必要は無かった。

でも、結局こんなケンカがあまりにもバカらしくなり駅で彼女を待った。

サンモリッツからチューリッヒ

泣き腫らした目で彼女は駅に。まだちょっと怒ったようだったが、もうどうでも良い。嫌になれば別行動をすればいいのだから。

14:00に出発するチケットを購入してチューリッヒへ。

電車の中では嫌でも周りの目があり一緒に時間を過ごす。少しずつ彼女も落ち着いてきた。こっちは日記を書いたり、景色を見たりして時間を過ごす。

夕方にチューリッヒへ。