コロナで大赤字の旅行会社を利用しなかったら2泊3日旅行は差額20万円安くなる!お得な旅は企画・実行力を養う良い機会!

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旅をしたことがある人には絶対お得になる、ぜひ読んでもらいたい自己手配と旅行会社で20万円の差額が出た話。

先日旅好きには驚異的なニュースが発表された。

『過去最大赤字のJTB』『「日本旅行」「HIS」が相次いで計画を変更』。

そう、旅行会社はコロナの影響でかつてない危機的な状況に追いやられている。

コロナで苦しんでいるのは旅行会社だけではないが、それでも一番影響を受けているのは旅行業界だろう。

なぜこんなに赤字が出るのかと思う人もいるだろうが、かつて自分が実体験した旅行会社を利用した旅と自己手配の旅でどれだけ金額差が出るかを知ることによって旅行会社の儲けの仕組みも理解できた。

結論から言うとこれだけスマートフォンが発達してかつての1ドル360円の時代ではないのだから、旅は自分で手配するものだ。

人生も旅だとするならば、旅もまた人に決められず自らの意志で決めて進みたいものである。

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妹からの素敵提案と旅行会社の提示金額

とある年の1月の祝日を含む3連休。

妹が北海道のリゾート『星野リゾート』にスキー・スノーボード行きたいと提案してきた。

今後の記事で記載したいと思うが、旅好き両親の元に生まれて最近両親が自分と妹が幼い頃に行ったトマムの話をよくするようになった。

妹からはぜひ両親を連れてトマムに行かないかという素敵な提案だった。

提案自体は大賛成。

自分もトマムはぜひ行きたいと思っていた。

出来た妹がすでに下調べをしてくれており、某旅行会社に行って提示された料金。

全部で121,300円×両親・自分と妹の4人=485,200円。

ホテルはトマムザタワー。

レンタカー。

飛行機は8:40発 帰りは14:10発。

現地の食費や旅行保険は別途かかる。

日本が誇る星野リゾート、安いとは思っていなかったがそれでも2泊3日で50万近い金額とはすさまじい。

(参照:星野リゾートトマム宿泊レポート。最高の雪質に恵まれた北海道の魅力満載リゾートホテルで最高のホテルステイを満喫!

この金額が適正なのか確かめたくなり、各種項目を自分で調達・段取りしてみることにした。

飛行機

飛行機は8:40発、帰りは14:10発。

近しい時間帯で調べてみた。

行きは完全に同じ便の8:40発 帰りは18:20発で最終日が4時間も長く北海道に滞在できるプラン。

お値段143,000円。

ちゃんと安さを優先するためにLCCなどには妥協をせずフルサービスのJALを選択した。

レンタカー

父親が快適にすごせるデカい車が好きで、正直4人乗るだけならコンパクトや軽でも十分なのだが大きいワンボックスを検討した。

お値段50,544円。

企画段階ではスノーボードやスキー板は持参しようと思っていたが、飛行場に持ち込む手間と料金が余計にかさむこともあり最終郵送することにした。

レンタカーは少し小さくなり5人乗り普通車を予約していたら、現地では真っ赤な5人乗りのSUVのハリアーになった。

画像が残っていなかったが、お値段30,000円だった。

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ホテル

これはもう普通にホテルサイトや公式にいってホテル予約するだけ。

1月の3連休は1人当たり24,500円/泊だった。

もう、他安いの探すとかこれは無し。

ホテルの値段に合わせるのみ。

他にホテルの選択肢があれば別だが、今回ばっかりは『星野リゾート』のトマムザタワーに泊まる旅だからだ。

(参照:星野リゾートトマム宿泊レポート。最高の雪質に恵まれた北海道の魅力満載リゾートホテルで最高のホテルステイを満喫!

2泊3日で旅行会社と自ら手配した旅の差額

飛行機が4人で143,200円。

1部屋24,500円×2泊×4人(計196,000円)。

レンタカーがSUVのハリアーで30,000円。

合計したら飛行機143,200円+ホテル196,000円+レンタカー30,000円=369,200円(92,300円/人)。

旅行会社からの提示は485,200円。

差額:116,000円

1人当たり29,000円差となった。

2泊3日なので、1日ほぼ10,000円近く差がついた。

星野リゾート トマムの客室料金には食事は付かない。

2泊3日で29,000円の差、これを旅行会社に渡さず両親に豪勢な晩御飯をご馳走すればどれだけ喜ばれるだろう?

もちろん、旅行会社が悪だとは思っていない。

全て窓口で一括して予約してくれて、予約漏れや万一のアクシデントにも対応してもらえる。

その対価が、2泊3日で1人29,000円。

自力で取った場合が1人92,300円、旅行会社で手配すると手数料29,000円で計121,300円になっていたことを考えると手数料率が23.9%となった。

利益率等考えると概ね23-25%の手数料といった感じだろう。

万一のアクシデントにこの23%の手数料は必要なんだろうか?

唯一例外は学生の修学旅行等の数百人規模での予約が必要な際の、手間代行手数料と考える場合ぐらいだろう。

旅は自由になるためのモノだと思う。

人に手配された旅ではなく、自らで旅を作る楽しみを感じて旅も人生も作っていきたいものである。

おまけの後述 最大200,000円の差額が出た!

翌年全力で飛行機チケット獲得をガチってみた。

同じ年の同じ日程でないためフェアではないかもしれないが、同じ1月の成人式を含む3連休。

少々帰りの飛行機が早いのはご愛嬌。

旅行会社提示の14:10発より1時間50分早い時間帯の便。

驚異的なのはその値段、52,194円にこのGotogateで予約した手数料込みで4人で59,200円(今回もちゃんとフルサービスのANA、ただし席は指定できずバラバラ)だった。

もう1回言おう。

4人分の飛行機が往復で59,200

先ほどの計算式に当てはめてみよう。

飛行機が4人で59,200円。

1部屋24500円×2泊×4人(計196,000円)。

レンタカーが同車両で30,000円。

合計で飛行機59,200円+ホテル196,000円+レンタカー30,000円=285,200円(71,300円/人)。

旅行会社からの提示は485,200円。

旅行会社プラン485,200円-自己手配285,200円。

差額:200,000円(50,000円/人)

同じ2泊3日の旅を楽しむのに1人50,000円の差額

この200,000円をどう捉えるかは個々人の価値観にもよると思う。

旅行会社を使うか、自己手配するか。

旅行会社の生き残りはその存在価値を示すことしかない。