楽山大仏の入口から中へ。
大仏までは山を登り下りしながら向かう。
道中は景色を楽しみながら、壁に掘られた仏像に見守られる。
途中は強烈な腹痛のため多少駆け足ではあったけれども。
道中、日本と同じように火を灯して願うところも。
線香の懐かしい匂い。

大仏は大きいと聞いていた想像よりも大きくって、初め見た時には顔しか見えなかった。

なんじゃこれ?って思ったぐらいだ。
反対側にもまわってみる。

さっきまでいた場所にいる観光客の小ささがわかるだろうか。
ただただでかい。ってかでかすぎるわ!


石像の足元まで下りていく道中、Vivianが「この像が親子3代が90年かけて造りあげたんだよ。」と教えてくれた。
そして「この像よりも高い位置にいてると、不運に見舞われると言われていて、対岸に建つマンションもこの像より高いところの部屋はガラガラなんだよ。」と。

この石像71m分の山を下りていく。
ようやく足元へ。

うん、でけぇよ。
71mの石像を親子3代で人力で山肌を掘るとか、よっぽど強い願いがあるとしか思えない。
麓からの景色も楽しめた。
ひと通り満喫して、帰りのバスターミナルへ。
最後の成都行きバスに乗る予定だったが時間の余裕は全然無かったのに、楽山大仏から路線バスで成都行きバスターミナルに着いたところでViviがバスを降りて一目散に駆けていく。
車内の飲み物だけ買うと思っていたから何事かと思ったが、一軒のお店へ。
どうやら名物らしかった。

ホルモンスープのお店。
バスの中から見つけたから、食べさせてあげたかったと。

何よりその気持ちが嬉しくて、このスープは本当に美味しかった。