サントリーニ島 Fira地区へホテル移動と撮影会

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Perissa地区のホテルをCheck outしてFira地区へ移動。

安く滞在するにはPerissa地区がオススメだが、どうにも便が悪い。

と思っていたが、この日は移動するまでが大変だった。

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朝、起きてViviと二人でGyrosを食べに出かけた。味付けが濃かったのでついつい帰り道にビールを買ってしまった。

Viviがビールを飲みたいと言うので飲ませてみた。

ホテルへ到着した頃には立派な泣き上戸に変身。

わんちゃんがプールの水を飲みリゾートを満喫し、こんな綺麗なホテル&プールを前に説教を食らう。

やれ、エジプトで会ってからギリシャまでの連絡が無かった。(参考:ルクソール初日。パピルス、夜の散歩。)いや、そもそもホテルにいなきゃ当時は電波無かったし。

こういう時の男性の鉄則。言いたいことは否定せずに言っておいてもらう。

相槌はこうだ!「うん、うん。」「そやんな!」「わかるわかるー」

これを4-5回ぐらい繰り返してたらなんとかなると思ってる←

と思ってたけど1時間経過しても収まらない。どうやら俺が昨夜彼女が横にいてたのに爆睡ブッかましたのが良くなかったらしい。(いや、人間の『食欲』『〇欲』『睡眠欲』は優先順位ってもんがある)

鬱憤ぶちまけてVivi、ふて寝。

あー、やっぱり誰かと旅をするってこういうことだよね。わかるわかるー←

彼女、中国人の女の子がってひっくるめていいんだろうか。気性の強さをすごく感じる。でも打算的でもなく真っすぐで思ったことも全部言ってきて、悪い感じは全く無かった。

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さて、適度なところで起きたViviをなだめつつ、Fira地区へ移動。

予約していたAfrodete hotelへ。ここのスタッフはすごく愛想がよくって、居心地がいいホテルだった。(既に陽がちょっと傾いてるがな。)

この日はFira地区を散策。睡眠を取って撮影ができるとなってViviは次第に上機嫌。

ただの寝不足やったんちゃうかと声を大にして言いたい。

さて、ご機嫌なViviさんとFira散策。

とはいえ、街の美しさだけは本当にたまらない。

どこを撮っても絵になるし、気候も日差しも気持ちいい。きっと彼女と出会ってなければ訪れることはなかった土地。

Viviみたいに撮られるのは気持ちいいんだろうけれど、撮っているだけでも楽しくなってくる。

Viviのこの衣装は、打ち合わせもしてなかったのに予めわかってて持ってきたんだろうか。撮影衣装がトランクにてんこもりだった。

素人の撮影でもFiraから見える景色だけで素敵な写真が残せるし、なにより本当に過ごしやすくて楽しくって退屈しない街だった。

街は白と青が有名だけれど、実は意外とそうでもなくって。建物の白と青、植物の黄、緑、赤、ピンク。色とりどり。

それが白の建物にとても映える。景観の概念だけでいうとヨーロッパに来てから本当に徹底されていると感じた。それが法律で規制されているものなのか自主的なものなのかわからない。でも、統一されている街に美しさを感じた。

陽も少し傾きかけてくる中で市街を散策。

とはいえ、やっぱり売りは白と青なんだろうね。

機嫌を直したViviと景色を眺めながら、陽が暮れていく時間を楽しんだ。

少し小腹も空いてきた。そのまま夕陽が見えるレストランへ。

中では皆、陽が沈む『時間』と『空間』を楽しんでいた。

自分が日本ではとうに忘れてしまっていた感覚。覚えているのは中学生の時の下校の下り坂ぐらいだろうか。

気付けば陽が沈んだ真っ暗闇の中、仕事を終えてビルを出ることしかなかった。

でも、こういう場にいてる自分。それを楽しんでいる自分自身に嬉しくなる。

陽の傾きによって、サントリーニの街並みは色合いを変える。

フィラから見る夕陽もイアで見る夕陽に負けず美しかった。

はい、我に返ります。向かいにはお腹を空かせたVivian。

もう、ビールも我慢できない。

夕陽をつまみに流れる時間を楽しんだ。

レストランではパスタとポークのワイン煮、ビールを満喫。正直味は記憶にも残らないぐらいなんだけれど、こんな景色の中での食事。満足でしかない。

もちろん陽が暮れてからのサントリーニも素敵です。

満腹のViviと夜のお土産屋さん巡り。

やっぱり売りはオリーブオイル。本当にどこのお店のオリーブオイルも清涼飲料水で出したら飲めるんじゃないかなってぐらいギリシャのオリーブオイルは美味しかった。

食事後の買い物って本当に楽しいよね。