激安すぎる無税の島『ランカウイ島』で過ごすマレーシアの旅|レンタルバイクで島を周遊

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ベトナムから帰国して某日。

マレーシアに来ていた。

ただの、フッと日本を飛び出したくなっただけの旅。

行き先はマレーシアの『ランカウイ島』

ランカウイ島

ランカウイ島は御存じだろうか?

マレー半島西海岸のアンダマイ海に浮かぶ伝説の島と言われているユネスコ世界ジオパークに認定されている自然保護区ランカウイ島。

1978年に自由貿易地域に指定されており、島内で売られている商品には一切の税金がかかっておらず一大観光リゾート地となった島。

無税のビーチアイランド島。

日本から直行便は無く、クアラルンプールを経由して、タクシーでホテルへ。

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ランカウイ島到着

島へ着いた頃には、すっかり陽が沈んでいてあたりは真っ暗。

とはいえ、何も食べていないので早速島内を徒歩で散策することにした。

盛り上がってそうだけど、なんか違う。

こういうのじゃないんだよ、日本を出国したいっていう思いを満たすお店は。

と思い歩いていると、1件のローカル飯屋を発見。

綺麗によそってくれていて見栄えもいいけれど、ぶっかけ飯。

アジアといえばぶっかけ飯である。

つい、つまみが頼みたくなる。

アジア屋台でよくあるサテ(焼き鳥)だ。美味すぎる。

さて、どれぐらい安いんだろう?無税のランカウイ島。

24HOURS、1件のコンビニに入ってみる。

世界共通、ハイネケン。

ビールといえば、ハイネケン。

2.5マレーシアリンギット=日本円で約60円(50-70円前後)。

ヤバい、ヤバすぎる。

第三のビールより圧倒的に安い価格破壊とも言えるレベル。

円高の時に訪れたらどうなるんだろう。

ビールを飲むための島である。

ランカウイ島ツーリング

目覚めたら痛いほど日差しが強い超快晴。

日中、レンタルバイクを借りて島内を一周することにした。

せっかくなら、島内北部の綺麗な海を目指すことにした。

ヨットハーバーには小型船数隻。

こういう景色を見ながらツーリングをするのも乙なものである。

船酔いするのでヨットとは無縁の生活を送っているが。

無税の島で一大観光リゾート地と取り上げられているが、人は本当に少ない。

まるで人のいない沖縄に迷い込んだような、そんな感覚に襲われる。

綺麗なビーチ。

邪魔する人など誰もいないのだ。

道中たまーーーーーにすれ違ったり追い越しする島内のトラック運ちゃんがいるぐらいで、徐行運転すれば安全に島内をまわることができる。

自動二輪の運転に慣れていれば余裕すぎるぐらい。

バイクを1-2時間も走らせたら小腹も空いてくる。

島の真裏、丘を登ったあたりでおばちゃま達が島内で運営している小規模な食堂に寄らせてもらった。

手作り感ハンパない、いやコレがいいのだ。

好きなだけライスをよそう。

おかずをぶっかける。

幸い人気の魚フライが1匹残っていた。

おかずぶっかけ飯。(米が見えない←)

日本でいう牛丼と例えるにはあまりにも豪華すぎる。

でもこれで200円もしないのだ。

バリバリと魚をかじり、肉を食らい、野菜を食べ米をグイッと飲み込む。

アッという間に完食してしまった。

安さにつられ、食後にコーヒーとタバコでついついのんびり過ごしてしまう。

まだ目的のビーチにもたどり着いてないのに。

人間、食って飲んで吸ってヤッて寝る生き物である。

それらが最小限のコストで済むのだ。幸せでないはずがない。

日々の社畜生活が脳裏をよぎるが、綺麗なビーチへ向かおう。

島内北部ビーチ

島内北部のビーチへ。

やっぱり誰もいない。

寂しいものである。

ただただ海を眺め、つかり、泳ぎ、時間を過ごす。

日本から遠くまで来て海に浸かり、果ては日本での生活を考え将来を憂う。

滑稽なものではないか。

でもそれを緩和してくれる白砂のビーチと澄んだ海。

まだまだ色んなところに行きたいと思わずにはいられないのである。

帰路

朝から海パンでバイクを運転していたので、もちろんビチョビチョの塩気を含んだ海パンで後半のロングツーリング開始である。

ちょっとした街もあり、高速でブッ飛ばす車の横をレンタルバイク(スクーター)でばりばり走る。

海外離島ツーリングの楽しみ。

無事にホテルに着いた時には2泊3日の週末弾丸旅も最終夜。

夜はやっぱりぶっかけ飯!

連休最終夜の晩餐である。

豪華にいこう!と思っていたが良さげな店も無かった。

普段はあまり飲まないジュースもセットに。

チキン1ピースじゃおかずにならず、追加で頼む。

離島でビール片手に夜道をフラフラ。けっこう閉まっているお店も多い。

2泊3日でも十分異国を楽しめるものである。

朝食

出国の日。

空港へ向かう前に最後のぶっかけ飯。

朝はゆっくりまったり食べて過ごしたい。

少し小綺麗なビーチ沿いのカフェ飯を食べる。

こうしてまた、日本社会で戦う力を養うのである。