スペインからモロッコへ|客引きと世界遺産ジャマ・エル・フナ広場

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今日からモロッコへ。

日本で看護師をしている友達がモロッコ大好きで、その友達からモロッコは情報を少しもらっていた。

彼女からモロッコはいいよ、と聞いていたので楽しみだ。

朝5時半に起きてバルセロナ空港へ。

昨日飛行場までのバス停を調べていたのでスムーズに行くことができた。

バスにて。

バスに乗ると5.25ユーロを支払わなければならない。

だが、乗り込んできた青年の中に、現金を持っていないヤツがいた。

ヤツは「クレジットカードを使いたい!」と言っていたが、拒否されていた。

彼。。。時間までに飛行場にたどり着いたんだろうか?

現金カツカツで旅行すると、こういうこともあるのかと少し勉強。

飛行場に無事到着し、チェックイン。

ゲートD16からマラケシュへ。

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マラケシュ

あっつー。

入国審査後、外に出てまずATMで1000DH(ディルハム)を引き出す。

1DH=10円でわかりやすい。

タクシーの客引きを予想していたが、予想に反して全く客引きが無かった。

モロッコは、インドエジプトと並び、客引きがうざい国BEST3とかっていうのを噂で聞いていたので少し拍子抜け。

バスで市内へ。

30DH。

バスの車内では日本人のおっちゃんに話しかけられ、ウユニ塩湖で犬に噛まれた話しをひたすら聞いてすごした。

そうこうしていると、ジャマ・エル・フナ広場へ。

ジャマ・エル・フナ広場

この広場が世界遺産に指定されている。

するとここから、モロッコ人による激しい宿の客引き合戦。

「モロッコは初めてか?」

「宿は決まっているのか?」

「うちの宿は安いぞ!」

「サハラ砂漠ツアーは予約しているか?」

適当にあしらいながら、ダラダラ歩いていく。

と、場所も知らなかったし探していたわけでも無いのに、冒頭の看護師の友達から聞いていた宿が見つかった。

『ミモザ・ホテル』

中に入ると、1泊○○○DH~と表示してあった。

割かしまだ安心か?と思い「部屋は空いてるか?」と聞くと、すぐに部屋を用意してくれた。

シャワーは付いてないが、個室で綺麗で快適。

屋上からの眺めもなかなかである。

チェックインの時、「日本の友達に紹介されてきたんだよ~」と言うと向こうも興味津々。

どうやらその友達は相当来ているらしくFacebookに彼女の写真があったので見せるとホテルスタッフもすぐにわかったようだ。

おかげでホテル滞在が快適になった。

お腹が減っていたのでスタッフに「お昼食べに行きたいんだけどどこが美味しい?」と聞くと、1件の飯屋を案内された。

せっかくなので行ってみることに。

さっすが元フランス領。

メニューが全然わからん。

スタッフとやり取りし、コーラと鳥のタジン鍋をオーダー。

前菜?

このタジン鍋。

やたらめったら美味しかった。

かかっているソースの香辛料が何使われているのか全然わからん。

アジアの香辛料の使い方とはまた違うようだ。

タジン鍋で鳥を煮込んだもの。

パン。豆スープでお腹いっぱい。

コーラも込みで52DH。

【Chez Chegrouni】
住所:J2G7+J4R, Marrakesh 40000 モロッコ
営業時間:12:00-23:00

お腹が膨れたところで、スークをウロウロ。

なんかセックス・アンド・ザ・シティー2の買い物でこんな光景あったような。

と、プラプラしていると、ある男が絡んできた。

「あなたはめっちゃラッキーだ。」

「バーゲンが今日までなんだ。」

「バーゲンは見るのはフリーだ。」

「俺はガイドじゃないから大丈夫だ。」←

「ぜひ俺に着いてきて。」

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

  と思いつつ、暇なのでついていく。

  適当に喋っていると、話しが少しずつ変わってくる。

「バーゲンは少し遠い。」

「バーゲンはもういい物が残っていない。」

「タンネリへ行こう。」

俺、タンネリが何かわからない。

向こうに説明しろと言っても話してこない。

と、あるゲートの入り口で、急に立ち止まる。

中からおっちゃんが出てきて、説明を始めた。

「ここは皮製品を作っているところなんだ。」

「見ていくといい。」

さて、これは確実に何かしら取られるパターンだ。

そして、いきなりハーブを渡される。

遊びはココまで。

何より暑すぎて死にそうだ。

俺「ゴメンね、俺今カメラ持ってきてないんだ。」

「カメラなんかいいじゃないか!」

俺「せっかく入るなら写真撮りたいやん!!」

向こうはそれ以上は言ってこなかった。

じゃあねーとバイバイすると、ガイドの男は着いてきた。

「チップくれ。」

歩いてきただけやん、何にチップがいるの?

「ガイド料金だ。」

初っ端にガイドじゃないと宣言しましたよね?

「なんかくれ。」

何を?

「タバコくれ。」

俺も買いたいんだよ、クソ。

なんか残念な結果に。

まぁ、もうちょっと面白そうなものなら見ても良かったが、皮製品作るとこ見てもな。

ってのでジャマ・エル・フナ広場まで戻ってくる。

疲れたのでオレンジジュースを飲む。

ジャマ・エル・フナ広場には日中たくさんのオレンジジュース屋台が出ている。

100%オレンジのジュースを提供してくれる。

どこの店がうまいのか?

と思うけど、おそらくどこも一緒。

俺は、この59番の店が気に入った。

この店の脇にあるベンチで「帰って仮眠しようかな~」と考えていると、同じ店でジュースを買ったおばちゃんと話に。

おばちゃんは夫婦でイギリス・リバプールから来ていた。

「こないだまでロンドンにいたんですよー!」と言うと、

おばちゃんは嬉しそうに、ただ、ロンドンは騒々しいと。

で、サウサンプトンの自動車博物館まで007の車両展示に出かけた話をすると笑って聞いてくれた。

お互いに、『旅は、良い。』と話して別れた。

ホテルで仮眠し、起きると20時。

ジャマ・エル・フナ広場の夜市へ。

どこから出てきたんだか、と思うぐらい人がいる。

そこまで空腹では無かったので、牛の煮込みを出す店へ。

牛が煮込まれてトロトロ。

ちょっと脂肪がベタベタするけど。

ビールが欲しいなぁ、なんて思いながら、

明日のサハラ砂漠ツアーの予約に思いを巡らせた。

モロッコはサハラ砂漠編へ。