
よく海外旅行に行く。そんな話をしてた頃。
連れていってほしい!という女の子が出てきた。
彼女もよく海外に行くらしいが、旅先はもっぱらアメリカやヨーロッパ。
アジア旅をしたことが無いとのこと。
アジアは楽しそうだけれど、不安もあるらしい。
旅慣れたぴろすぃとだったら安心とのこと。別の意味で色々危険だろ、それ。
2-3度「ほんまに行くの!?」と聞いても行く!と。
可愛い女の子と2人旅、嫌がる理由もない。
微笑みの国タイへ

悩んだあげく、アジアでは比較的行きやすいタイへ。
食に困っても色んな外食ができるし、物価も安いし初アジアには色々と好都合だ。
なにより場所によっては街の雰囲気にナニかあるかもしれない←
彼女は旅慣れていて、準備も早かった。
パスポートの写真を送ってもらって、2人分のチケットを取って、困らない程度のレベルのホテルだけ押さえておいた。
タイでの行き先にはすごく悩んだ。
プーケット島なら間違いないだろう。
でも、彼女は現地についてからまた飛行機は面倒くさいと。なら、かねてから再訪したいと思っていた世界一周の最後に訪問したサメット島にすることにした。
ここなら泳げるし、田舎の海だし、物価も安いし勝手知ったところだから。
そんな色んな思惑を持って微笑みの国タイへ。

ハイシーズンだったこともあり、CHINA AIRLINESでバンコク『スワンナプーム国際空港』へ。
CHINA AIRLINESや中国東方航空、中国南方航空などを以前から利用していた身としては中国の航空会社のレベルが格段に上がってきているのを感じる。
機内食もかつてはひどかったもんだがレベルも上がってきていて、彼女とタイに着いたら何しよっかー♬と楽しみながら機内を過ごした。
スワンナプーム国際空港のフードコート『マジックフードポイント』
定刻通りにバンコク『スワンナプーム国際空港』に到着。
サメット島への中継地点、パタヤへはスワンナプーム国際空港からバスで一気に到着することができる。
ただ、この日は到着直後のバスは満席。
仕方がないので1本後のバスのチケットを入手して、待ち時間にタイ1食目を取ることにした。
スワンナプーム国際空港には街中の価格と変わらない激安の24時間営業タイ食堂が入っている。
タイ好きには有名なスワンナプーム国際空港のフードコート『マジックフードポイント』だ。

吊り下げられた食材の鶏に、一気にアジアに来た感がアガる。
日本のフードコート同様にズラッと10店舗ほどが並び、ぶっかけ飯やクイティアオといった麺類を提供してくれている。
だいたい30-60バーツ程度で、日本円にして100-250円ぐらい。
どこの国でも飛行場のレストランといえば1000-1500円して当然のところ、ぶっちぎりの激安価格でタイ料理を楽しむことができる。
それもそのはず『マジックフードポイント』は元々飛行場で働く従業員向けのレストランだったようで、言ったら空港職員の社員食堂というべき場所なのだ。

これぞぶっかけ飯。アジアといえばこれだよ、これ。
これを食べに帰ってきたんだ。
(2024年追記)『マジックフードポイント』への行き方

マジックフードポイントへ行くには、入国審査を経て荷物を受け取った後に出口を出たタイに入国した先にある。
スワンナプーム国際空港の1階にあり、8番出口の側に位置している。
難しいことは考えず、入国審査を経て荷物を受け取って出口のゲートを潜ったらひたすら1階を左に左に左に左に行けばいいんだよ。
突き当たりまで行けば着くからさ。
『マジックフードポイント』の利用方法について

MAGIC food pointの看板が見えたら、早速入っていこう。
もうお腹はペコペコだ!

入った左手にはMAGIC food poointのカウンターがある。
マジックフードポイントでは、日本のフードコートみたいに各カウンターでお金のやり取りをしない。
ここで一括してお金をカードにデポジットする。
食べたいものにもよるだろうが、1人100〜200バーツあれば十分。
カウンター内のスタッフに渡して、マジックフードポイントで使えるカードと引き換えよう。

このカードに渡した現金分がデポジットされている。
SuicaやICOCAとかナナコカードみたいなもんだと思えばいい。
お釣りは後で返してもらえるので、多めに入金しておいて全く問題無い!!
マジックフードポイントの店舗一覧
MAGIC food pointカードをGETしたら、早速どんなものが食べられるか見ていこう!

先程のMAGIC food pointカード引き換えカウンター横にはサンドイッチやアップルパイなんかの軽めのものも売っている。
機内食を食べ過ぎてあんまり食べられないよーっていう人や、もう帰国直前で散々タイ料理を食べてお腹いっぱいもしくはプリック(唐辛子)食べ過ぎてお腹ピーピーだぜ!っていう人はこういった軽めのものがいいかもしれない。

タイ飯フードコートといった感じでL字に約10店舗ほどが連なる。
旅行客は少なく、タイ人以外は少し中国系の旅行者がいる程度。
西欧やアラブ系の旅行者は皆無といっていい。
さて、早速店舗を見ていこう!

こちらは豚足煮込みのお店。
オンザライスか、オンザヌードルか。
ゆで玉子も乗っけてだいたい50-60バーツ。

こちらはタイヌードルのお店。
クイッティアオって言われているやつ。
トムヤムスープやパッタイも選択できる。
こちらも60-90バーツといったところ。

こちらはローストダック(アヒル)とクリスピーにあげた豚のお店。
こちらもオンザライスか、オンザ汁なしヌードルか。
50-70バーツ。

タイのお粥「ジョーク」のお店。
ちょっと胃腸の動きが良く無い時にはぜひコチラへ。

Spicy papaya Saladというとソムタムが食べられるお店。
シャキシャキさっぱりしているので、食べやすくつまみにもちょうどいい。
ただソムタムは元々辛い料理なので、苦手な方は辛くしないようにスタッフに伝えておいた方がいいかもしれない。
旅行者だとわかるとそれなりに手加減してくれるとは思うが。

隠れるようにしてベトナム料理「フォー」と「バインミー」が食べられるお店も。
これ以外にもドリンクを売っているところもあるので、ドリンクの心配も無用。
もちろんドリンク持ち込みもOKだ。
マジックフードポイントの注文方法
今回は先ほどのタイヌードルのお店でヌードルとパッタイを注文した。


注文する時はカウンター上にも店舗看板と同じメニューが置いてあるので、指差し注文でOK。
もしくは商品それぞれ番号が振ってあるので番号を伝えても構わない。
注文と一緒に先ほどのMAGIC food pointカードをスタッフに手渡す。
デポジットした金額から会計をしてくれるので、会計後はカードとレシートを受け取って商品が出来上がるまで待とう。
出来上がっても特に呼び出しをしてくれるわけでは無いので、完成するまではブースの前で待機しておく。

各店舗ごとにカウンターには調味料が完備されている。
タイヌードル好きは砂糖と唐辛子ぶっ込んだ時の美味しさをわかってくれるはず。
各々好みの味にしてテーブルに着座しよう。
ちなみに各店舗には食器が無いので、出来上がった商品だけ受け取ってくること。
マジックフードポイントの飲食スペースについて

マジックフードポイントの飲食スペースはかーなり広い。
なので、よっぽどのことが無い限りは特段場所取りをしなくても大丈夫。
商品を受け取ってきたら、そのまま中央の柱の辺りへ食器を取りに行こう!

右上からお箸、スプーン、フォークがここにまとめて設置してある。
左上には煮沸消毒用のお湯。
ここから注文した商品に応じて好きなものを持っていこう。

持っていく時は念のために左上の湯にくぐらせて。
清掃スタッフがずっと巡回しているので、食べ終わっても食器は各店舗へ返却は不要。
食べ終わったことがわかるようにまとめて綺麗にして席を後にしよう。
【超重要!】マジックフードポイント退店時のカード返却

ついつい満腹になると安心してしまい、次の予定が気になってきて忘れがちになることがある。
そう、絶対にやっておかないといけないのがMAGIC food pointカードの返却である。
忘れるはずないと思いがちだが、自身も過去に忘れて帰国便の中でポケットから出てきた苦い経験がある。

MAGIC food pointカードの有効期限は当日限り。
23:30になる前には必ず返却してデポジットしてあるお金を引き換えなければならない。
せっかく手頃なマジックフードポイントを利用したのにお金の引き換えを忘れてしまったら何のためにマジックフードポイントまで来たのやら。

必ずお金を受け取って、マジックフードポイントを出るようにしよう!
スワンナプーム国際空港から欲望の街パタヤへ

スワンナプーム国際空港からパタヤへ2時間のバスはあいにくの雨。
でもパタヤに着く頃には雨も止んでいた。

ソンテウと呼ばれる乗り合いバスでパタヤ市街へ。
女の子と同行旅はやたらと荷物が多い。
ひとまずホテルにチェックインをしに向かう。


パタヤは1泊だし夜は寝るだけなのでベッドがあってお湯が出ればいい。
The Privi Suitesというホテルへ。ウォーキングストリートからも近いのに安くて使い勝手は良い。
欲望の街パタヤ

戻ってきたよ、パタヤ。
パタヤの街も世界一周以来だ。
彼女がお腹が空いたらしく、自分も早速ビールを頂きたい。
ウォーキングストリート近くの1件のお店へ。


日本でもちょっとモデルさんをしていたようで、まぁ可愛い。のんべえの自分に付き合ってくれるめちゃいい娘。
そんな彼女とタイでビールを乾杯する。
夜は長い。


タイに来たらまずは食べたくなる空心菜炒めと、ちょっとつまみにサテを。
適当に腹ごなしをしたらウォーキングストリートへ。


ネオン輝くパタヤ。欲望の街パタヤ。
世界中の男は人生で1度はパタヤを訪れるべきだと思う。人生観が狂うから。
ネオン街にキョロキョロしている彼女も可愛い。
彼女を連れてゴーゴーバーに行くわけにもいかないので、適当にパタヤ1メジャーなクラブ『insomnia』へ。

彼女と音楽を聴きながらのんびりクラブを楽しんでると、ずっと横にくっついている彼女。
「女の子がぴろすぃを見てる。」と。
そっか、パタヤはそういう街だった。隣に女連れかどうか、彼女はチェックされていたんだった。
女の子から目が離せない日本とは真逆である。
「気に入った娘がいたら行ってきていいですよ!」と言われる自分は完全に転がされているんだろうな。

ご出勤されるお姉さま方を傍目にホテルへ。
明日は再訪のサメット島へ。