ピピ島から帰国して半年ほどだろうか。
タイで知り合った女の子とのLINEでのやり取りは続いていた。
たまたま飲んでいた世界一周旅行のことを知っている友達と飲んでいて、フッと海外旅行の話になった。
彼には大学時代から散々お世話になっていて、主にパチンコでがっつり助けてくれていた友達だ。
海外旅行は楽しいよ~っていう他愛のない話だったかと思うんだが。
ふと『自分も行ってみたい』と友達が。
パスポートも持っておらず、本当に初めての海外旅行。
世界一周して、海外旅行慣れしている自分と一緒なら大丈夫だろう?と。
飲んだ翌日、本当に行くのか?と聞くと「行く!」と。
元々金に糸目はつけないやつだが、ざっくりとした行程を伝えて予算を伝える。
「問題無い。」と。
こうして僕は今、彼と韓国の飛行場でヤンニョム豚丼を食べながらプーケット行きの便を待っている。
『仕方なく』、プーケットに行って、たまたま彼女と会えることになってしまった。
(参照:初めてペイバーをした夜に食べた抜群に美味しいクイティアオ。ピピ島を満喫してプーケットのバングラ通りを楽しむ最終日)
プーケットの格安ホテル
期しくもプーケットはハイシーズン。
先日泊まっていたホテルは中華系ホテルだったがオフシーズンだったこともあり静かで問題無かったが、今回は友人の初海外だ。
出来る限り餃子とキムチの国からの来訪者が騒いでいるホテルは避けて異国感を味わってもらいたいものだ。
そうなると、パトンビーチから少し離れたほうがいいかもしれない。
と、探していると1件の安宿が見つかった。
googleでは出ないが、Blue Sky Houseで調べると出てくる、場所はここ。
少し歩くが、酔い覚ましに歩くにもいい距離。
こうして飛行機移動で初日が終了、プーケットに戻ってきた。
もちろん、男2人旅なので2部屋確保している。
プーケット1の賑わいを見せるPATONG BEACH
どうやらすっかりこの南国の温暖な気候、青い海、白いビーチは自分を虜にしてしまっていたらしい。
帰ってきたプーケット。
最高すぎる。
PATONG BEACHはプーケットステイの中心になる場所。
初日は初海外旅行の彼のためにも無理に観光はせず、海でゆっくりしたり街中を散策したり。
幸いにも彼はアジアの雰囲気とかに違和感はないようで、プーケットを気にいっていたようだ。
確かにマクドナルドもあればスタバもあり世界一大観光地なので過ごしやすい。
夕方にはホテルに戻って部屋でまったりしつつ、wifiの繋がりも良いホテルだったのでスマホでポチポチしたりシャワーを浴び身体を休めて夜の飲みに備える。
夜はやっぱりココでしょう!
バングラ通り!
楽しいところ、いっぱい。
彼女ともLINEをやり取りする。
着いたよー、プーケットだよー!と。
が、全然返事が返ってこずどうやら今日は相当忙しいらしい。
待っている。とだけ返事が。
適当に友人とあっちで飲み、こっちで飲み。
としていると、プンプコプンプコしている彼女から鬼LINEが来ていた。
しゃーねぇ、行くか。
ちょいオコやけど、やっぱり可愛ぇぇぇぇぇぇぇえwww
いかん、どんハマりやないか。いや、ハマりたいのかもしれないが。
顔を見せた時の嬉しそうな顔はもう最高です!
どうやら事前に来ることを店内でも言っていたのか、オーナーからテキーラが振舞われる。
タイ式の歓迎。もちろん彼女にも度数の低いお酒を奢ったり適度にお金を使いながら、彼女にプーケットどころか初海外の友人のことも紹介する。
彼女に「どこかいいところないかな?」と聞いてみる。
プーケット島の中で彼女が一番好きな場所『ナイハーンビーチ』がオススメだと。
でも、バイクが無いと。。。と。
なるほど交通手段が無いと難しいようだ。
そんなこんなで1-2時間程飲んで。
彼は眠気もあって散歩してホテルへ戻ると。
自分は彼女ともう少しいることにして、ペイバーする。
恒例の彼女いきつけヌードルショップ。
今回は前回と違ってスープが真っ黒。
たぶんクイティアオ・トゥン。
これも美味しい。
完食して一緒にホテルに戻ってきた時にはもう真っ暗。
彼女からは「またヘンピなところに泊まって!なんで予約する前に私に聞かないの!」と怒られる。
でも、彼女のバイクで送ってくれる。
ココナッツローションの強烈な甘い甘い匂いが今も記憶に残っている。
アジアのベストビーチにランクインしたカロン・ビーチ
かの有名な旅行サイト、トリップアドバイザー。
そこで毎年選定されている世界のベストビーチ。
毎年1年間に投稿された旅行者の口コミ評価や投稿数から選定されている。
2019年にベストビーチにランクインしていたカロン・ビーチに行ってみた。
波のおだやかなビーチ。
PATONG BEACHの喧騒が嫌で、こっちに来る旅行者も多いようだ。
サンゴとかではないが、海辺のベンチや砂浜でゆっくりして日焼けをするなら最高だ。
友人も大変気に入ったようで、自分が海で2-3時ゴロゴロだらだらしているのにも不満も言わず付き合ってくれた。
というか、むしろぬるい海につかってダラダラするのにちょっとハマッたらしいw
えぇこっちゃ。
やっぱりプーケットでは夜遊び
前回の旅で見つけたお気に入りスポット。、夜になると屋台群ができる場所で彼と乾杯する。
瓶ビールを頼んで、適当に串やつまみを買い暖かい気候で過ごす。
タイにハマる人は多い。
自分もその一人。
ここでも一人の日本人に話しかけられ、東京で働いているビジネスマンだとのこと。
でもこの空気感が好きで毎年来ていると。
お互い良い夜を過ごそうと、名も明かさず乾杯して1杯の酒を共にする旅の楽しみを友人と共に味わう。
散策しては、お土産屋さんや露店を冷やかし。
飯をつまみ。酒を飲む。
酔っぱらって気持ちいい時間。
この独特の空気感が好きだ。
最後はやっぱりバングラ通りへ。
友人も、一度一人で歩いてみたいと。
おけおけ、いってこい。
そうして人は男になるのだ←誰
自分も適当にプラっとして待つ。
男1人で飲んでるとすぐ女の子が着くんよな。。。
友人との合流までの時間潰しなんだが。
昨日のお姉ちゃんとのLINEを覗かれて恋人がいるのか?私のほうがいいとかなんちゃら。
いや、確かにお綺麗なんです。彼女がいなければ。
ちなみに男の子ではないよ、と念押しで言われる。
喧騒から少し離れてPATONG BEACHへ。
そこかしこにランタンを上げる人たちが。
普段よりも盛り上がりをみせるPATONG BEACH。
日本で見られない景色、ビーチで過ごす夜。