久しぶりの沖縄再訪。
世界一周出発直前に訪れて以来だろうか。
定期的に行きたくなる、沖縄。飛行機でアッという間。
この那覇空港に迎えられている感がいいよね!
沖縄に着いて初めにすることは決まってる。
沖縄そばを食べることだ。
首里そば
那覇空港からも近く、沖縄そばの名店として有名な首里そば!
緑と花が迎えてくれる。沖縄に来た感。
早速中へ。
のーーーんびりそばを待つ時間。
沖縄時間が日ごろの疲れを忘れさせてくれる。
やってきました、『首里そば』!
ダシが効いていて、かつこの生姜がたまらない。
沖縄料理は賛否両論あるけれど、自分は大好きだ。
世界遺産『首里城』
せっかく近くまで来たので、首里城に足を運んだ。
シーサーがお出迎え。沖縄といえばシーサーですよね。
ちなみに皆さんご存じですか?シーサーは置き方が決まっている。
口が開いているほうがオス、閉じているほうがメス。
ということは画像左がメスで、右がオス。
シーサーはオスが右、メスが左。お土産に買って帰る際は左右気を付けてくださいね!
まずは守礼門(しゅれいもん)から中へ。
守礼門には『邦之礼守(しゅれいのくに)』と掲げられている。
礼節を守る國、琉球王国の民度の高さの表れだろうか。
龍樋(りゅうひ)が現れる。龍口から溢れる湧き水。
そして本殿へ。
沖縄のシンボルともいえる首里城。
全焼したのがなんとも悔やまれる、まぁノートルダム大聖堂も全焼したしな。
(参照:フランス パリ観光|ノートルダム大聖堂、サントシャペル教会)
いつの日かこの美しい正殿が復興されるのが望まれる。
女神がいた場所 世界遺産『斎場御嶽』
琉球王国の聖地、斎場御嶽。
御嶽は神が降り立つ場所のことを示す。
斎場御嶽は琉球王国の祖先であり創世神『アマミキヨ』が創造したといわれる七御嶽のうちのひとつで最も格が高いとされる聖地だ。
2000年12月『琉球王国のグスク及び関連遺産群』として世界遺産指定をされた。
最高位の女神が創造した地であるため厳密には男子禁制。
現在でも沖縄の人々の信仰を集める地であるだけに、訪問の際は静粛に敬意を表すべき土地だ。
斎場御嶽の入り口、緑の館・セーファへ。
入場させて頂く。御門口(ウジョーグチ)の脇に建てられた世界遺産の碑。
緑の館で見学のマナーを確認して御嶽へ。
鬱蒼と茂る緑、湿度、気温。飲み物は必須です。
テクテク歩いていくと見えてくる『大庫理(ウフグーイ)』。
最初の拝所。
かつての琉球王国の神女、聞得大君(きこえおおきみ)が即位した場所。
ここらあたりから空気が変わってくる。
戦時中の砲弾の後も見られる。
次は『寄満(ユンイチ)』へ。
台所とされる場所。
琉球王国には世界中の貿易品が集まっていて、豊穣の満ちる場所という意味らしい。
奇岩が上部から垂れる。
最後は三庫理(サングーイ)へ。
斎場御嶽の中でも特にパワースポットとも知られて最も人気がある。
手前にはシキヨダユルアマガヌビーの壺(奥)とアマダユルアシカヌビーの壺(手前)。
それぞれ鍾乳石から垂れた水は御水(ウビィ)と呼ばれ、壺にたまった聖水は琉球王国を占い儀式に使われてきた。
絶対に触れてはいけない、敬意を表していればしないと思いますが。
三庫理(サングーイ)の最奥部チョウノハナへ。
母胎の中を通り抜けるようと表現される。
琉球王国の祖先であり創世神『アマミキヨ』がクバの木を伝って降りてくる場所へ。
かつてここから海の向こうに見える久高島を遥拝していた。
斎場御嶽がユネスコ世界遺産に登録されたのは、琉球王国では自然崇拝が市民の生活や文化に深く浸透していたから。
古来より沖縄の自然に生かされている感謝の祈りに価値があると認定した。
斎場御嶽は今もその精神文化を将来に伝えている。
ここは、女神の降り立った場所。