世界一周中にホテル代と並んで大きな出費のひとつ、食費。
3食外食していたら食費も馬鹿にならない。
そんな時に心強いのが現地の人が訪れるローカルレストランでの食事だ。
日本の定食屋のように世界各国で現地の基本食もあるし、何より現地の人が足繁く通うお店は観光客向けのお店より圧倒的に安くて美味しいところがほとんどだ。
中には観光客慣れしていないため英語が通じなかったり思っていた物と違う物が出てくることもあるが、ガイドブックだけに頼らずぜひ旅先で自身のお気に入りのお店を見つけて欲しい。
1.セビッチェ
オススメのお酒でも紹介したペルー。
その首都リマで食べた一品『セビッチェ』だ。
お刺身のマリネなんですが、日本みたいに薄切りではなくサイコロ状にカットされていて歯応えが楽しめます。
柑橘系の香りとニンニクの風味が効いていて、キンキンに冷えたマリネは暑いペルーの気候にぴったり!
もちろんお酒との相性もバッチリだった。
2.チョリパン
アルゼンチンでBBQの美味しそうな匂いに釣られて食べたローカルフード『チョリパン』。
炭火で焼いたソーセージの香りがたまらない。
上にかける玉ねぎやハーブのソースもとっても香りがよく、2日に1回は食べに行ってました。
しかもこれで1つ240円。
餃子のようなエンパナーダも有名ですが、個人的には圧倒的にチョリパンおすすめ!
3.ファスリエ
世界三大料理のひとつ、トルコから『ファスリエ』。
ファスリエは煮込みのことで、トルコの煮込み料理は本当に美味しかった。
このうちから指差しで煮込みを選んでお皿に持ってもらうんですが、どれも味がとても優しい。
野菜もたっぷり取れて油っぽく無いのに食べ応えもありました。
フランス料理、中華料理と比べてトルコ料理ってケバブとかトルコアイスとかで実際に食べる機会が少ないかもしれない。
でも現地で食べると野菜もお肉も味が濃く、この煮込み以外にもパンとかもトルコ料理は日本人の口に合う料理がとても多かったです。
景色だけでなく、食文化でもヨーロッパ、アジア、アフリカが入り混じる国、トルコ。
おすすめです。
4.ソッパ
旅で一番優しい味と感じたポルトガル料理『ソッパ』。
ようはスープのことですね。
でもあえてソッパと呼びたくなるように立派な料理でした。
日本のお味噌汁のように各店・各家庭の味があるようで、野菜の優しい味がします。
中でも有名なのはこちらの緑色のソッパ『カルドヴェルデ』。
ケールとジャガイモでできています。
ポイントは少々のニンニクが入っているようで、すごくコクというかただの野菜スープではなく食べ応えがあります。
しかも野菜はどれもみじん切りやミキサーされているため、消化もすごくイイ!
このソッパから始まりメインディッシュ・パンでお腹いっぱいになるポルトガル料理、おすすめです。
5.ダルバートタルカリ
ネパールの定食『ダルバートタルカリ』
ダル(豆スープ)バート(ライス)タルカリ(おかず)。
青菜とかインゲン、カリフラワーなどのおかずが多いでしょうか。
辛さを抑えてもらえば、少しスパイシーな風味の野菜がご飯のおかずに。
豆スープのダルも優しい味です。
店員さんにミトチャ(美味しい)とネパール語で伝えればとても喜んでもらえます。
お会計の時にプギョ(満腹)、プギョ。ってお腹さすればバッチリ。
まとめ
各国でローカル向けの定食屋やレストランで見られるローカルフード。
安くて栄養バランスも良く食べ応えもバッチリ。
長期旅では心強い味方になってくれるはず!
もちろん、短期旅行でも観光客向けのお店ばかりでなくローカルレストランに入ってみるのも楽しいですよ!
最後になかなか美味しそうなお店が見つけられないアナタ!
買い物ついでに仲良くなったスタッフさんや道行く人に「美味しいローカルレストラン知らない?」とか聞いてみると、意外と皆お気に入りの店があるのか喜んで教えてくれます。
特に若い男の子はどこの国でもガッツリ食べるからか安くて美味しいボリュームあるお店を知っていて、めちゃ親切に教えてくれました。
ぜひ旅先では各国の味を楽しんでいきましょう!